2007年12月23日

落語の勉強

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昔の上司に落語を聞くことを勧められたことがある。
若い時分の彼は話し下手だったそうで、それを克服するために
落語が随分と役に立ったということだった。

当時は大して興味が持てず素通りしてきてしまったものの、
最近、その落語を勉強してみたいと思うようになってきた。
変心のきっかけは、NHKの朝ドラ「ちりとてちん」。
大阪を舞台に貫地谷しほりさん演じる主人公が、一人前の
落語家を目指すというストーリーである。

我ながら自分の単純さにあきれるほど卑近なきっかけではあるが、
ドラマの中で紹介される程度(と言っては失礼かもしれない)の
落語の世界にも、人前で話をするためのエッセンスが詰まっている。
落語家ほど話芸の達人にはなれないまでも、人前で話をする仕事を
持つ職業人として、学ぶべきところは多いと感じている。

ところが、いざ勉強を始めようとは思ったものの、
一体何から勉強を始めれば良いか見当がつかない。
手っ取り早いところで、柳家小三治師匠の“口演を書き起こした”
文庫本「柳家小三治の落語 1」を読んでみたのだが、読む前から
想像していた通りで、これは少々物足りなかった。
活字を追いかけることでは、生の落語の魅力には触れられないのだ。

先日久しぶりに会った恩師にその話をしたところ、
「落語の真髄は“間”だから、見て聞いて勉強しないと」とのこと。
であれば、目と耳と体で覚えることから始めなければならない。
だからといって、寄席に出かける時間も取れそうにないので、
ちょっと奮発してDVDのまとめ買いを思案している最中である。

通の方がいらっしゃれば、是非お薦めをご教示いただきたく…。


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