2008年08月07日

高齢者の働きがい

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7月28日放送のカンブリア宮殿(テレビ東京系)に
株式会社いろどりの代表取締役社長、横石知二氏が出演されていました。

“いろどり”は、元農協職員であった横石氏のアイデアで、徳島県勝浦郡上勝町の
高齢者が採取する『葉っぱ』をビジネスにしている第三セクター。

高齢者だけで、しかも『葉っぱ』だけで年間2億6千万円を稼ぎ出す組織
“いろどり”は、unison2の故郷である徳島のホットな話題の一つになっています。

番組では、この“いろどり”の成功の副産物?として

・上勝町は高齢者の医療費が少ない
 (高齢者が目的を持って活動しているため健康である)
・上勝町の高齢者はパソコンを使いこなせる
 (仕事という目的のための道具として使っている)

というようなことが、取り上げられていました。

けれども、私が今回の番組で一番興味を引かれたのは、
上勝町のおばあちゃんが横石氏に語った話として紹介されていた
『未来へ“夢の種”をまけ』という言葉のエピソードです。

おそらくご本人がご健在の間には出荷できる状態へは生育しきらないだろう
“苗”を、「子や孫のために植えているのだ」と語ったというおばあちゃん。
上勝町の高齢者がイキイキと働いている理由を垣間見た気がする話でした。

昨今は多くの企業で定年退職者の再雇用などが進んできており、
高齢者が“働く場”や“活躍できる場”は増加してきているようです。
しかし、この“いろどり”で働くおばあちゃんのように、
「私はイキイキと働いています!」と答えられる高齢者の方は
どれほどいらっしゃるのでしょうか?

その答えを決めるのは、“いろどり”で働く高齢者の方々に
明るい未来を提示した横石氏のように、高齢者を“部下”に持った
“年下の上役”が、彼らに明るい未来を見せられているか否か?
にかかっていると感じました。


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この記事へのコメント
これから定年延長とか定年後の再雇用とかが実施されるのですが,
単に定年延長すると,役職をどうするかとか若年層の登用遅れが問題になります。
また,再雇用だと,その者のモチベーションを維持するのが難しいと思います。
現に,私の周りでも,管理職で定年退職した者を別のポジションで再雇用している
のですが,やる気がなく,今までの経験で十分対応可能な業務であっても区々
説明して資料を渡さないとまともな仕事をしないという問題が発生しています。

 年金支給開始年齢が後ろ倒しになるので,それまでの間,何とかしなくてはならないのですが,,,。

 
Posted by みー at 2008年08月08日 11:01
みーさん、コメントありがとうございます。

私どものお客様にも、同様の問題を抱えていらっしゃる組織があります。

このような問題に対して、「こうすれば必ず上手くいく」というような
ステレオタイプの解決法はないのでしょうが、シニア人材の働きがいを
「同じ社内の後輩達へのお役立ち」に結びつけることができた組織では、
両者(シニア人材と現役世代)のモチベーション低下が見受けられない
ように感じています。
Posted by unison2 at 2008年08月12日 10:59